ボトックス注射で若返る【年齢に逆らう美肌づくり】

女性

手術要らずのシワ解消法

脚

身体に負担をかけない

美容整形といえば、一般には骨を削ったり脂肪を取り除いたりといった外科手術が連想されます。そのため、大いに興味はあるけれども実際に治療を受けるのは不安だという人も少なくありません。しかし美容整形術の中には、メスも機械も一切使わずに治療を行い、効果が得られるメニューも存在します。たとえばボトックスがその1つです。使う医療器具は基本的には注射器だけなので、手術に抵抗感がある人でも安心して受けることができます。ボトックスは、ボツリヌス菌という細菌を原料として作られた薬剤です。以前から瞼のけいれんなどの疾病治療に使われており、安全性には定評があります。細菌による治療といっても菌そのものを使うわけではなく、ボツリヌス菌が作り出したタンパク質を分解・精製して利用するだけです。美容整形治療では、このボトックスを顔面に注射することでシワの解消や小顔の実現といった美顔効果を目指します。ふくらはぎに注射して脚をほっそりさせるという目的で利用されることもあります。肌にメスを入れないため身体への負担が軽く、仕上がりも自然なため、手軽にできる美容医療の1つとして今後ますます需要が高まっていくものと予測されています。

失われたハリを取り戻す

人間の神経系にはアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質が存在し、脳からの信号を身体各部の組織に伝えています。アセチルコリンは筋肉の収縮を促す働きを持っており、これによってたとえば心臓の動きを抑えて心拍数を低下させたり、瞳孔を小さくしたりする役割を担っています。ボトックスにはこのアセチルコリンの働きを阻害する作用があります。そのため、これを顔面に注射すると表情筋が弛緩し、過剰な収縮が抑えられます。これによって、シワができにくくなる効果が得られることになります。ボトックス注射は、目尻の笑いジワや眉間の縦ジワなど、いわゆる表情ジワと呼ばれるタイプのシワの解消に特に効果があるとされています。また、頬に使用すると口角を引き上げる効果が得られると言われています。ボトックスは身体に有害な物質ではないため、深刻な副作用の心配はありません。ただ、過剰に使用すると表情の乏しい顔になってしまうおそれがあると言われているのでその点には注意が必要です。もちろん適量を注射する分には何ら問題はないので、治療を受けようとする際には用法・用量を正しく守っている優良な医療機関を選ぶよう、事前に情報収集などをしておくことが推奨されます。